09/10/07: ヒロポンのオキラクデザイン DTP SCHOOL 【8時間目】

「配色には自信がなぁ〜い」と開き直っちゃってるそこのYOUっ、
実は思いこみだったりしないーィ?
さぁ〜眠っている配色センスを呼び起こしちゃおぉ〜!!
実は思いこみだったりしないーィ?
さぁ〜眠っている配色センスを呼び起こしちゃおぉ〜!!
●包装紙! 色でこんなに変わるんだね
色を自由自在に使いこなすためには、色彩理論だけじゃなく、感覚の訓練が必要になってくるよっ!!
以前ヒロポンは、色が思い通りに使えなくって、いつも同じ色ばっかり使ってたんだよね〜。配色事典もたくさん買って読んでた時期もあったけど、いざという時に決定できなかったら意味ナイもんねー。結局ね、これから説明するような、日々の努力で色を上手に使うってことを克服できたんだぁ。YOUも街に出て配色センスを磨いてね〜。

●包装紙のデザイン -色の目的、基礎知知識
ジャンルによって、色の果たす効果は微妙に変わってくるけど、色は見る人の心理に訴える場合が多いから、メッセージのある配色をチョイスしなくっちゃーイケないのだ。
たとえば包装紙のデザイン。贈る目的や内容、贈り主と受け取る側に合わせて、それ相応の配色を選ぶよね。百貨店であれば信用度、認知度、風格などを考慮してデザインしなくちゃね。

ナイス配色のためには、下表の色の基本的な性質「三属性」をばっちり理解することデスよ。
■三属性とは
| 色相 | 赤・青・黄のように色味があるよね。その色の変化を色相というよ |
|---|---|
| 明度 | 明るい色、暗い色というように、色には明るさがあるよね。その明るさの段階を明度というよ |
| 彩度 | 色の鮮やかさ、鮮やかさの度合いを彩度というよ。彩度が低くなるほど、グレーに近づき濁った色になるんだよ |
■色相

色相
3原色の赤・黄・青の3色と、その間に橙・緑・紫の3色(中間色)を並べると、6等分された色相環ができるんだ。まずは、基本6色を覚えよー
反対色・類似色
3色相環図の反対側にあるのが反対色で、赤の反対色は緑、紫の反対色は黄色。隣にあるのが類似色で、赤の類似色は橙と紫だよん
■明度と彩度

明度
色の中で一番明るいのは白で、一番暗い色が黒だよね。明度の効果としては、明るい色が軽快な印象を、暗い色が重い印象を作りだしマース
彩度とトーン
鮮やかな色は彩度が高く、濁った色は彩度が低い。彩度を使いこなすには、トーン(調子)に置きかえると分かりやすいね。トーンは淡い、強いで表しマース。トーンとは気分や雰囲気のことをさすよ
●色の効果
個人によって色に対する考え方、受け止め方は千差万別。だけど、個人差はあっても実は共通している要素があるんだ。デザインはたくさんのお方にメッセージを送るお仕事だから、こうした色の効果(知覚効果)を知っておかなくっちゃね。
これらの効果は一部だけど、デキあがった配色のイメージが目指す方向性とマッチしているかどうかが、ポイントだよ!
■興奮と鎮静
暖色はキモチが高ぶり、寒色は心をイヤシてくれる効果があるよ。たとえばファッションで赤系でコーディネートすれば、元気で明るい印象だし、ブルー系であれば落ち着きのある清楚な印象になるね。

■補 色(反対色)
一般的に赤と緑は補色の関係。色相環(左ページ上の図をみてぇ〜)で向かい側にある色を補色というよ。
補色同士の配色は、激しいハレーションを引き起こしちゃう。効果的に使いこなせば、人の目を引くことだってデキルね。

■ 同 化
隣り合う、どちらかの色味が近寄ることを同化というよ。
紙面で文字と地の色が同化の関係であると、すごーくに読みづらくなっちゃうもんね。

■ 膨張と収縮
色には膨張してみえる色と収縮してみえる色があるよ。
黄色と青の場合、黄色は膨張して見えるね。

■ 軽と重
あくまでも感覚的なことだけど、明るい色は軽いし、暗い色は重く感じるね。
紙面のバランスをとる時は、重い色を下方に寄せれば安定するし、重い色を上方に集めると不安定になるよー。

●さっそくデザインしてみよう
おーい、知識ばっかで眠くなってきたってー!?
三属性だけでも覚えておけば、色の効果は訓練次第で自然に身につくから大丈夫だよぉー。
では、包装紙のデザインをしちゃいましょー。色の組み合わせが何パターンも考えられるように、シンプルな文字組みと
マークの組み合わせにしたよ。このパターンを基本にし、連続させてデザインを仕上げてきマース。
色の組み合わせは、青の2トーンの中にアクセントとして赤系を組み込み、バランスのとれた配色になってマース。これ名づけて「対比ツートン型」なのだ。


2トーン色使うと、安定と緊張感が同時に表せちゃうよ。2トーン色の安心感と、色相対比の赤系の緊張感がバランスよく調和されてるねぇー
●配色のセンスを磨く
色彩の知識を詰め込んだから、もぉ安心だぁ〜なんて言ってちゃーダメダメ。本を片手に配色選びなんてダサダサぁ〜。
配色のセンスを磨くには、日常生活で色を意識してみるとイーんじゃないー。
たとえば、ファッションに今年のトレンド色を意識して取り入れてみるとか、部屋の模様替えをする時、配色にこだわってみるとか、色彩豊かな映画を鑑賞するとか、スニーカーのヒモの色を変えて配色を楽しむなど、ちょっと身のまわりを見わたせば、勉強になる素材が転がってるよ。
センスを磨くには、コンピュータの前でじィ〜と悩むより、気分転換に外に出かけ、街で刺激を受けるのが一番だぁ!
ちなみに気分転換し過ぎると、お仕事をしたくなくなるよぉ。
ここで「、配色を自由に操れるようになるには(」ヒロポンの場合)をご紹介しちゃいまーす。ご参考までにどうぞぉ…。





●配色のルールを知ろう!
配色デザインのルール
第一線で活躍するプロデザイナーの配色アイデアとノウハウがギッシリ! 全417点の実例から、著名雑誌やWebサイトに隠された、実際に実践されている配色のセオリーをまとめた一冊です。色の選び方がわからない、アイデアが湧かない、マンネリを解消したいなど、そんな配色の悩みを抱える人の”困った”をスッキリ解消します。
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2,940円(税込)/A4変型/144ページ/2008年10月1日発売/978-4-86267-036-6
●DTPWORLD連載「ヒロポンのレイアウト学園」を読みたい方はこちらをチェック!

