内容
プロの知識を習得できる!
著者は、アニメーション作品を数多く世に送り出しているテレコム・アニメーションフィルムの現役メンバーです。プロの現場で必要となる、実践的な知識を豊富な図版と丁寧な解説で紹介していきます。プリプロダクションから、作画・ペイント・撮影・編集・アフレコ、そして作品の公開まで、プロの現場で使用されているアニメ制作のノウハウを理解できます。
また、テレビで放送されているあの作品が、どのように制作されているのか、プロのアニメ作りのワークフローとともに、その背景となる知識もあわせて紹介しています。
丁寧な解説と現場の知識が詰まったこの1冊なら、学校で使用する教材としても、自習用としても、最適なスタートを切ることができます。
「RETAS STUDIO」を実践的に学習できる!
後半には、プロのアニメ業界で広く使用されているアニメ制作用ソフト「RETAS STUDIO」を使いながらアニメの作り方を実践的に学習する、チュートリアルセクションが含まれています。
付属のDVDには、本文に対応した作例が多数含まれており、本文に従って作例のデータを操作することで、ソフトの操作方法が自然に身に付きます。さらに、チュートリアルは1つ1つがアニメのテクニックの解説にもなっており、手順だけではなくアニメ作りに必要な知識が得られる構成になっています。別のアニメ制作ソフトを使用している方や、アニメの制作経験のある方には、リファレンスとしても役に立ちます。
※附属DVD-ROMの作例は「RETAS STUDIO」がインストールされていないとご覧いただけません。

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Chapter 3
作画の基礎知識
「人が立っているポーズ」と言われて、おそらく皆さんがとっさに思いつくのは、両手両足を揃えた「気をつけ!」のポーズだと思います。しかし、このようなポーズをとる必要がある場合はほとんどありません。アニメでも実写でも、立っているところを表現するほとんどのヴ場合、足をやや開き、左右どちらかの側に体重をかけているポーズになっているはずです。
ただ立っているポーズとはいえ、そのキャラクターの心情や性格、状況などを考えてポーズを決めなければなりません。

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Chapter 6
FIXのカットを作る
ここでは、作画から、彩色、撮影まで、一連のアニメ制作の工程を経て、フィックス(FIX)のカットを完成させる方法を学びます。
まず、一番基本であるフィックスのカットを作ることができるようになってから、その後、多彩なカメラワークやエフェクトの作り方を学んでいきます。

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Chapter 10
カメラワーク・エフェクト
ここでは、カメラが水平方向(または垂直方向)へいこうするカット(パン)を作成する方法を学びます。どのような素材を準備し、各々の素材をどのように使用するか、カットを完成させるまでの手順と操作方法を見ていきます。
テレコムアニメーションについて
1975年5月、東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)の関連会社として設立。宮崎駿、高畑勲、大塚康生などのアニメーターを配し、「ルパン三世 カリオストロの城」、「名探偵ホームズ」などを手掛け、70〜80年代のアニメ黄金時代を築いた。大塚康生は現在もテレコムで若手の育成に携わっている。1989年以降、海外合作をメインに活動。「アニマニアクス(97年)」エミ−賞部門賞、「バットマン&スーパーマン(98年)」でエミー賞作品賞をそれぞれ受賞。オリジナル作品は「サイバーシックス」、「パタパタ飛行船の冒険」。近年の制作は、「もやしもん」「二十面相の娘」等多数。
2001年には、アニメーター育成通信講座「アニメ塾EX」を開講。受講生からプロアニメーターとして活躍する人材を輩出している。専門学校や大学と提携し、アニメ塾EXの授業導入、講師派遣を行い、アニメーターの人材育成に努めている。
目次
- Chapter 00 はじめに
- Chapter 01 アニメ制作工程一覧
- Chapter 02 アニメの基礎知識
- Chapter 03 作画の基礎知識
- Chapter 04 作品制作の工程
- Chapter 05 Stylosを使用した線画の描き方
- Chapter 06 FIXのカットを作る
- Chapter 07 編集・音響
- Chapter 08 公開
- Chapter 09 プロの実践的技法
- Chapter 10 カメラワーク・エフェクト
- Chapter 11 業界就職案内