こんにちは、デジタルスケープの伊藤和博です!

今週も、前回に引き続きInDesignの新機能に関してご紹介していきます。

今回は、Adobe Bridgeとメタデータを活用した、キャプションの自動作成に関する新機能をご紹介します。


メタデータとは?


メタデータとは「情報の情報」のことをいいます。画像の場合、画像データの情報データ、つまり「保存形式は何?」「縦横のピクセルサイズはいくつ?」というような情報のことをメタデータといいます。

このメタデータは、Adobe Bridgeのメタデータパネル内や、Photoshopのファイルメニュー→ファイル情報で確認することが可能で、いくつかの情報はAdobe Bridgeや、Photoshopで情報を書き加えることが可能です。





InDesignでは、画像を配置する際に、これらのメタデータを画像から抽出し、自動的にキャプションを作ってくれる機能が搭載されました。


キャプション設定


画像を配置する前に、オブジェクトメニュー→キャプション→キャプション設定を選択し、画像の中に含まれる、どのメタデータをキャプションとして使用するかを設定しておきます。



画像を配置する際に、配置ウインドウで「キャプションを作成」にチェックをして配置すると、画像を配置した直後にテキストの配置カーソルに変化し、キャプション設定で指定しておいたメタデータを配置することが可能になります。



ライブキャプション


キャプションは、既に配置済みの画像から、メタデータを抽出することも可能です。既に配置してある画像の場合は、その画像を選択しておき、オブジェクトメニュー→キャプション→ライブキャプションの作成、またはキャプションの作成を選択すると、自動的にキャプションが作成されます。



いずれを選択した場合も、キャプション設定で設定してある通りにテキストフレームが作成され、メタデータが取り込まれますが、ライブキャプションで作成した場合は、そのテキストフレームを他の画像に隣接すると、自動的にその画像のメタデータに内容を入れ替えてくれます。



上の画像は、左の画像にライブキャプションを作成しています。画像のファイル名を自動的に書き出し、テキストフレームを画像から離すと「交差したリンクなし」と表示され、他の画像に隣接させると、その画像のファイル名を自動的に表示します。



画像にメタデータを一括適用する


メタデータの元となるテキストデータは、Adobe Bridge上であらかじめ用意しておくことが可能で、複数の画像に同時に適用することが可能です。
Adobe Bridgeのツールメニュー→メタデータテンプレートの作成を選択し、必要事項を入力し、名前を設定して保存しておきます。



次にメタデータを適用したい画像を選択し、ツールメニュー→メタデータを追加を選択します。



コンタクトシート配置+キャプション作成


InDesignでは、複数の画像をまとめて同時に貼り込むことが可能です。

ファイルメニュー→配置を選択し、複数の画像を同時に選択し、配置をクリックします。この段階では「キャプションを作成」のチェックは外しておきます。

InDesgnに画像を貼り込む際に、command【Ctrl】+shift【Shift】キーを押してみましょう。マウスカーソルがコンタクトシートのアイコンに変わったら、キーを押したままドラッグを開始します。ドラッグ開始後に、command【Ctrl】+shift【Shift】キーを離し、キーボードの上下左右の矢印キーをタイプすると、配置する画像の行と列の数を変更することができ、マウスを離すと複数の画像が同時に配置されます。

この画像が選択された状態で、オブジェクトメニュー→キャプションを作成を選択すると、画像の配置とキャプションの作成が一気に完了します。




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