こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。

今回もAfterEffects CS5.5の新機能をご紹介していきますが、今回はAfterEffectsCS5.5のその他の新機能から、ブラー、互換、タイムコードについてご紹介します。


ブラー(カメラレンズ)エフェクト


ブラー(カメラレンズ)エフェクトは、CS5.0では、ブラー(レンズ)と呼ばれていた機能の機能強化版です。

CS5.0まではフォーカルプレーン(ブラーの焦点距離(0~255)=被写体とシャッターとの距離)を設定することでブラーをかけるようになっていましたが、CS5.5では、ブラーの半径(500まで)を指定し、アイリス(絞り)の形状、丸み、縦横比、回転、回折フリンジを設定するようになり、またブラーがかかる時間も大幅に高速にかかるようになりました。

アイリス(絞り)のシェイプは、三角形から十角形までの8ペターン(CS5は三~八角形まで)に増え、回折フリンジ(絞りの周辺にハロー(光輪)を作成する機能)の機能が追加され、通常の自然なハローが設定できるようになりました。




上位互換と下位互換


AfterEffectsCS5.5で作成したプロジェクトを、CS5.0で開くには、ファイルメニュー→名前を付けて保存→CS5形式でコピーを保存、で保存します。

基本的に下位バージョンにもありCS5.5にもあるものはそのまま継承されますが、先ほどのブラー(カメラレンズ)エフェクトを使用したプロジェクトを、CS5形式で保存すると、エフェクトが見つからない旨の警告を表示します。

同様に、CS5.0でのブラー(レンズ)エフェクトが使用されているプロジェクトをCS5.5で開いた場合も、エフェクトは維持されますが、CS5.5ではブラー(レンズ)エフェクトが無いため直接編集することはできません。




時間管理の強化


プロジェクトパネルに、コンポジションとビデオフッテージのインポイントとアウトポイントが表示されるようになり(ソースタイムコードサポート)、タイムコードがプロジェクトパネルだけで確認できるようになりました。



また、タイムラインパネルの時間にフレーム数が表示されるようになっています。



なお、29.97フレームの.97を補正するドロップフレームとノンドロップフレームの設定は、プロジェクト設定からではなく、コンポジション設定で行えるように変更されています。



これは、ファイルメニュー→プロジェクト設定→時間の表示形式→タイムコード→フッテージの開始時間から、「メディアのデータを使用」が選択できるようになったためで、.97の補正はプロジェクト単位ではなく、コンポジション単位でできるようになった、ということになります。





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