こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。

今回は、Creative Suite同梱だった、Adobe Soundboothの後続となる、Adobe Audition CS5.5についてご紹介します。


Adobe Audition CS5.5は、オーディオ制作を行うアプリケーションで、録音、ミキシング、編集、およびマスタリング(CD等を作成する際にプレス用のマスターを作成すること)が可能です。Production Premium CS5.5 およびMaster Collection CS5.5 に同梱されています。以前、SoundBoothはWeb Premiumにも同梱されていましたが、CS5.5からはSoundbooth自体が無くなりました。また、Adobe Audition CS5.5も Web Premiumには同梱されなくなりました。

Adobe Auditionは、バージョン1(2003年)から、バージョン2(2006年)、バージョン3(2007年)を経た後、SoundBoothに統合され、バージョン4(2011年)になって復活し、Adobe Audition CS5.5という形になりました。実に4年ぶりのバージョンアップとなるわけです。

Adobe製品の中で、サウンドに関することはこのアプリケーションでトータルで編集作業できるよう、様々な機能が搭載されているわけですが、今回はこのアプリケーションの最も基本的な使い方をご紹介します。



さっそくやってみよう!


Adobe Audition CS5.5は、AfterEffectsやPremiereと同じProduction Premium製品群であるため、起動後もご覧の通り、真っ黒いインターフェイスです。使い方もAfterEffectsやPremiereと同じように、ファイルを読み込み、コンポジションパネル等に相当する、エディターパネルで編集した後、保存や書き出し、という流れは同じです。

まず、起動したら、ファイルメニュー→読み込み→ファイルを選択し、任意のサウンドデータを選択します。MP3のサウンドデータを練習用に用意しておくといいでしょう。読み込み後は、サウンドのソースがファイルパネルに入り、エディターパネルにはサウンドの波形が表示されます。





表示メニュー→スペクトルを表示を選択すると、波形の他にスペクトルも表示されます。スペクトルはサウンドのソースがより多いほど、黄色に近づきます。




サウンドから必要な箇所を切り取る


他のアプリケーションでは、文字入力を行う際に使用するアイビームカーソルは、Adobe AuditionやSoundboothでは「時間選択ツール」と呼びます。この時間選択ツールで、サウンドの中から必要な箇所をドラッグした後、編集メニュー→切り抜きを選択すると、サウンドの中から必要な箇所を切り取ることが可能です。






フェードインフェードアウトを設定し、保存する


エディターパネル内のフェードインフェードアウトをそれぞれ波形の内側に向かってドラッグすると、徐々に音量が高くなり(フェードイン)、徐々に音が低くなる(フェードアウト)を設定することが可能です。



完成後、ファイルメニュー→別名で保存、で、完成です。上書き保存すると圧縮保存されるため、別名で保存で保存しておきましょう。



こういったオペレーションそのものはSoundboothと同じで非常に使いやすいですね。

次回は、もう一歩踏み込んだ使い方をご紹介します。

なお、Adobe Auditionで作ったサウンドデータは、Adobe Flash、Adobe AfterEffects、Adobe Premiereなどのアニメ/ビデオ編集ソフトはもちろん、HTML5では、audioタグを使って簡単にWebサイトで使用することが可能です。画像やビデオと同様にサウンドも重要なアニメ・ビデオ・Webのソースとなるため、ぜひProduction PremiumやMaster Collectionをお持ちの方は使ってみてください。




音と映像で表現しよう!

▼AfterEffets CS5 の使い方・基本トレーニング






▼Flash Professional CS5の使い方・基本トレーニング





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