新年あけましておめでとうございます、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
昨年は、いろいろとありがとうございました。また今年もよろしくお願いします。

さて、今年最初のブログですが、初回は、Adobe Photoshopを使って、美しいモノクロ画像を作成する方法についてご紹介します。

モノクロ画像を作成する場合、イメージメニュー→モードで、グレースケールに変換するだけ、という場合も多いのではないでしょうか?この方法を使用すると、少々味気ないグレースケール画像になりがちです。そこで、コクのあるモノクロ画像の作り方についてご紹介します。

まずは、オリジナル画像を、イメージメニュー→モードでグレースケールに変換した画像をお見せします。


モノクロ画像を比較してみよう!


■オリジナル画像とグレースケール

左がオリジナルで、右側の画像が、単にイメージメニュー→モード→グレースケールに変換した画像です。




■チャンネルを活用する

チャンネルは1枚1枚がグレースケール画像と同等に機能します。

チャンネルパネルでRGBそれぞれのチャンネルを確認し、このチャンネルと同じグレー画像にしたい、というチャンネルを選択したまま、イメージメニュー→モード→グレースケールに変換します。

すると、現在選択しているチャンネルの画像でそのままグレースケール画像に変換してくれます。




■白黒の調整レイヤーを使用する

色調補正パネルで白黒の調整レイヤーを作成した後、お好みに調整し、グレースケールに変換します。




■演算を使用する

演算を使用すると、単一、または複数の元画像から2つの異なるチャンネルまたは同一チャンネル同士を合成することが可能です。合成したチャンネルはアルファチャンネルになるため、このアルファチャンネルを選択しておき、イメージメニュー→モード→グレースケールに変換します。




それぞれの方法で作成した画像を並べたものが以下の画像です。
左上:単にグレーに変換。左下:白黒の調整レイヤー。右上:グリーンチャンネルから変換。右下:演算による合成



いかかでしょうか?演算を使用すると、2チャンネルの合成になるため、コクもより深くなります。

同じモノクロ画像を作成するにもいろいろな方法があり、この他にもたくさんの方法がありますが、今回はその一部をご紹介しました。

1つ1つのチャンネルはグレースケール画像であるため、美しいモノクロ画像を作成できるようになると、美しいチャンネルを作れるようになることとイコールになります。

ということは、モノクロ画像を作成できるようになると、チャンネル操作を理解することで、濃淡変化の作り方においては、自分の思い通りにカラー画像を編集できるようになる、ということになりますね。


それでは、本年もよろしくお願いいたします。




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