こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週も、先週に引き続き、InDesign CS6の新機能についてご紹介します。今週は、新しく搭載された「コンテンツ収集ツール」「コンテンツ配置ツール」と、「リンクとして配置」の機能についてご紹介します。
InDesignをお使いの方は、「マスターページ」の機能をご存知だと思います。マスターページに作成したオブジェクトは、ドキュメントページにも反映され、マニュアルや取説を作成する場合は、各ページ共通となる柱やノンブル、インデックスの各アイテムは、マスターページ上に作成しておくと、個別のページにいちいち作成しなくてもよい、というものですね。
また、マスターページ上に作成したオブジェクトを、ドキュメントページ上でオーバーライドし、ドキュメントページ上で編集を加えると、その編集を加えた内容に関してのみ、マスターページのオブジェクトとリンクが切れて、機能が一人歩きする、という特徴もあるのはご存知かと思います。
このマスターページとドキュメントページの関係は、マスターページに作成したオブジェクトの「位置・角度・大きさ・カラー・不透明度・効果(ドロップシャドウ等)」等の全てを、ドキュメントページ上に引き継ぐものです。
今回ご紹介する「コンテンツ収集ツール」と「コンテンツ配置ツール」、「リンクとして配置」の機能を使用すると、マスターページとドキュメントページの関係にあるような、リンクの性能を維持しながら、あらゆる「位置」を自由に操ることが可能になります。
これらは、IllustratorやFlashにある「シンボル」という機能に似ていますが、シンボルの機能よりも高性能です。