こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週は、InDesign CCから、便利な「スクリプト」をご紹介します。
この機能の搭載そのものはInDeisgn CCから始まったことではありませんが、InDesignには様々な操作を自動化する機能として、スクリプトという機能を搭載しており、このスクリプトの中にある機能は、既存のInDesignオブジェクトに適用して使用したり、また既存のスクリプトをExtendScript Toolkitを使用して編集したり、または独自のスクリプトを作成し、InDesign上で読み込んで活用する、ということが可能になっています。
今回のブログでは、このスクリプトパネルの使い方と、便利なスクリプトのいくつかをご紹介したいと思います。


●さっそくやってみよう!


まずは、スクリプトパネルを表示します。ウインドウメニュー→ユーティリティ→スクリプト、です。以前のバージョンのInDesignでは、ウインドウメニュー→自動化、の中にあるかと思います。




スクリプトパネル内のSamplesフォルダを展開すると、様々な.jsxファイルが確認できます。これらのファイルは、ExtendScript Toolkitで使用するJavaScriptファイルで、各jsxファイルの上で右クリックし、スクリプトを編集を選択すると、ExtendScript Toolkitが起動し、そのスクリプトの内容を表示してくれます。





オリジナルの.jsxファイルを編集し、別名で保存してInDesign上で活用するには、JavaScriptのメソッドやプロパティを編集した後、ファイルメニュー→別名で保存を選択し、任意の名称で保存しておきます。
保存先は、InDesign CCのScriptsフォルダの中で、オリジナルファイルがあった場所を自動で指定するため、その場所に保存すると、直後にInDesign上のスクリプトパネルにそのスクリプトが反映されます(InDesignの再起動は必要ありません)。





スクリプトの編集にはJavaScriptのスキルが必要になりますが、カラー名や数値など、値の変更であれば、ソースを見ることで変更は可能かとも思いますので、試してみていただくといいかと思います。


●便利なスクリプト


それでは、InDesignのsampleの中にあるスクリプトの中で便利なスクリプトをご紹介します。

○定規ガイドを自動的に作成するAddGuides.jsx

現在選択しているオブジェクトをもとに、定規ガイドを自動的に作成するスクリプトです。しかも自動生成されるガイドは、ガイド専用のレイヤーを新規で自動作成し、そのレイヤー上にガイドを作成してくれます。使い方は、オブジェクトを選択し、スクリプトパネルからAddGuides.jsxをダブルクリックします、以下のようなウインドウを表示します。





設定のウインドウは、何となく各項目を読めば理解できるかと思います。オフセットも用意されているため、選択したオブジェクトから位置をずらしたところにガイドを自動生成することも可能ですね。
初期設定の状態でOKボタンをクリックし、ガイドを作成すると以下のようになります。Guidesという名称で新規レイヤーを作成し、その中に指定した箇所に対して定規ガイドを作成します。




○クリックで角を編集のポイントを削除、またコーナー形状を縮小するAddPoints.jsx

各オブジェクトの右上角にある、ひし形のポイントを「クリックで角を編集」といいますが、オブジェクトからこのポイントを削除するのに使用するのがAddPoints.jsxです。なお、既にコーナー形状を変更しているオブジェクトに対してこのAddpoints.jsxを使用すると、コーナーのサイズが任意に縮小されていきます。





○トンボを作成する、CropMarks.jsx

オブジェクトを選択し、CropMarks.jsxをダブルクリックするだけで、自動的にmyCropMakrsというレイヤーを作成し、そのレイヤー内にトンボを作成します。作成されたトンボは、InDesign上で作成されたオブジェクトと同じ扱いになります。





このようにスクリプトの中には、非常に便利なものがたくさんありますので、ぜひ皆さんも一度使ってみてください。いろいろな発見があるかと思います。



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○不透明度のショートカット
○CS5新機能01:「コンテンツに応じる」機能
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○CS5新機能03:人の記憶に近い画像・HDRについて
○CS5新機能04:パペットワープ
○CS5新機能05:3Dオブジェクトとアニメーション
○美しいモノクロ画像の作り方
○境界部分をきれいにカラー変更する方法
○Photoshop CS6 特集・その1(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その2(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その3(全3回)
○2つの画像の違いを調べる、差の絶対値
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その1
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その2
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○Photoshop CCの新機能
○Photoshop CCの新機能:Generator(ジェネレーター)
○PhotoshopをJavaScriptで操作するAdobe Extendscript Toolkit CC
○新しいスクリプトパターンと、リンクを配置について

●FLASH(FL)
○Illustratorだけでできる、Flashアニメ
○CS5新機能01:IKボーンスプリングでバネアニメ
○CS5新機能02:コードスニペットパネルで簡単ActionScript3.0
○CS5新機能03:パターン描画ツール
○CS5.5新機能01
○CS6の新機能01:Toolkit for Create JS・その1
○CS6の新機能01:Toolkit for Create JS・その2
○Flash CC:Toolkit for CreateJSに代わる、新しいHTML5書き出し
○Flash CC:HTML5 Canvasでサポートされない機能


●InDesign(ID)
○CS5新機能01:マルチステートを使った、IDからFlashアニメの作り方
○CS5新機能02:アニメーションパネルとタイミングパネルを使った、IDのモーションプリセット
○CS5新機能03:キャプションの自動作成機能
○CS5新機能04:オブジェクトの間隔と配置
○CS5新機能05:画像一括貼り替え
○CS5.5新機能01:EPUB書き出し
○CS5.5新機能02:アンカー付きオブジェクト
○データ結合(メールマージ)
○CS6の新機能1:レイアウト・リキッドレイアウトと、ePub書き出し
○CS6の新機能2:コンテンツ収集ツール・コンテンツ配置ツール・リンクとして配置
○CS6の新機能3:「HTMLを挿入...」の機能からGoogleMapの読み込みについて
○InDesign CCの新機能:QRコードを生成
○InDesign CC :タグを割り当て
○InDesign CC :効率化されたハイパーリンク
○InDesign CC :スクリプト

●Dreamweaver(DW)
○CS5新機能01:新しいサイト定義と、CSSスターターレイアウト
○CS5新機能02:HTML5 Pack
○CS5新機能03:スマートフォン検証・CSS3のメディアクエリー
○CS5新機能04:ブラウザ検証便利ツール・Adobe BrowserLabについて
○CS6の新機能1:可変グリッドレイアウト
○CS6の新機能2:jQuery Mobile 1.0 と jQuery Mobile スウォッチ
○CS6の新機能3:CSSトランジション
○CS6の新機能4:HTML5ビデオ
○CS6の新機能5:Webfontsの使い方
○Dreamweaver CCの新機能:jQuery UI
○Dreamweaver CCとCS6での、CSSの作り方の違い
○Dreamweaver CC:新しいビヘイビア

●Edge
○Adobe Edge(Preview版)
○Adobe Edge Code(プレビュー版)のご紹介
○Adobe Edge Reflow(プレビュー版)のご紹介

●AfterEffects(AE)
○CS5新機能01:ロトブラシ
○CS5新機能02:新しい便利なショートカット
○CS5 パペットアニメーションと、時間反転キーフレーム
○CS5 ビデオや画像の型抜きについて「トラックマットとステンシルアルファ」
○CS5 動画の動きを捕らえて、他のレイヤーに適用する「モーショントラック」
○CS5.5 ワープスタビライザー
○CS5.5 ブラー・互換・タイムコード
○CS5.5 「シャドウを落とす・受ける」機能
○CS5.5 エクスプレッション・その1
○CS5.5 エクスプレッション・その2
○CS5.5 エクスプレッション・その3
○CS6の新機能1:ベクトルレイヤーからシェイプを生成
○CS6の新機能2:3Dカメラトラック
○AfterEffects CCの新機能:ワープスタビライザーVFX
○AfterEffects CC・レンダリングの変更点
○AfterEffects CCの新機能:マスクをトラック
○AfterEffects CCの新機能:ピクセルモーションブラー
○AfterEffects CCエッジを調整ツール
○AfterEffects CC モーションスケッチ

●FireWorks(FW)
○CS5新機能01:Device Centralと連携した、スマートフォンのプロトタイプ
○CS5新機能02:divのタイル背景の強化
○レイヤーパネル
○CS6の新機能:CSSプロパティパネル・CSSスプライト書き出し・jQuery Mobile テーマ

●その他
○CS5.5:Adobe Audition「サウンドのカットとフェードイン、フェードアウトの設定」
○CS5.5:Adobe Audition「マルチトラックを使ったサウンド操作」