こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今回のブログは、Flash CC 2014の新機能から「オーディオを分割」をご紹介します。
タイムラインに埋め込まれているオーディオを分割し、空のキーフレームを挿入することで、サウンドに一定のブランクを作り出すことが容易になりました。
FlashのCS以前を使っていらっしゃる方はSoundbooth、CC以降の方であればAuditionと連携し、あらかじめサウンドデータを切っておいて必要な箇所に挿入する、という方法でももちろんかまいませんが、このオーディオを分割の機能で、これらのアプリケーションを介さず、Flashだけで簡単にサウンドの分割が可能になります。
なお、HTML5canvasドキュメントではサウンドそのものを扱うことは可能ですが、この「オーディオを分割」の機能は、HTML5canvasドキュメントでは使用できない機能となりますので、ActionScript3.0ドキュメントまたはWebGLドキュメントで使ってみてください。


●さっそくやってみよう!


まずは、ドキュメントをActionScript3.0またはWebGLで作成し、ライブラリにサウンドを取り込んだ後、ステージにドロップしておきます。この時、フレームのスパンは分割したい箇所までのばしておきます。




次に、分割したいフレームをクリックで選択し、プロパティパネルからサウンドの同期を「ストリーミング」に設定しておきます。ドキュメントタイプをHTML5canvasドキュメントで作成した場合、この同期の種類としてイベントしか選択できないことから、結果HTML5canvasドキュメントではオーディオを分割することができません。




次に、分割したいフレームの上で右クリックし、コンテキストメニューから「オーディオを分割」を選択します。




オーディオを分割すると、自動的に空白キーフレームが挿入され、この空白キーフレームから次のオーディオが継続して流れるようになります。




同じレイヤーに空白フレームをいれてもかまいませんし、分割した先のサウンドを別のレイヤーに分けて管理してもかまいませんし、オーディオを分割で生成された空白キーフレームを必要な箇所までドラッグで移動すれば、分割サウンドの完成となります。




●分割の分割


1度分割したサウンドを再度分割する場合は、分割したい箇所で再度右クリックし、オーディオを分割で分割可能です。




また、分割したサウンド同士の途中で再度分割することも可能ですので、この方法でサウンドを細切れにしてレイヤーで個別に管理していく、ということも容易になりました。




なお、JavaScriptでは、playSoundメソッドでサウンドの再生が可能ですのでHTML5canvasでもサウンドそのものを扱うことは可能ですが、このデータをHTML5canvasに変換して書き出すと、分割されない単一のサウンドとして書き出されます。
いずれにしても、これまではサウンドの分割にSoundboothやAuditionを介したりなど、少々面倒なオペレーションが必要でしたが、フェードイン・フェードアウト含め、この機能の搭載によってFlashのみでサウンド操作の幅が広がりましたので、ぜひ試してみてください。




Flash CC 2014の使い方をもっと詳しく知りたい方は
Flash Professional CCの使い方・基本トレーニングの受講がオススメです!
▼Flash Professional CCの使い方・基本トレーニング





イトウ先生が、Twitterを始めました!
みなさんもぜひ、フォローしてくださいね!

http://twitter.com/itoh_sensei




■■イトウ先生のTipsNote(実践・新機能コンテンツ)アーカイブ■■


基本トレーニングの受講後に、さらに学習しておきたい内容やTips、新機能を、隔週1回(月2回)で公開しています。


●Macintosh基本操作編(意外と知らない操作も多い!?)
○入力モードや変換のショートカット
○デスクトップで使えるショートカット
○階層やファイルパスの把握に便利な機能

●Illustrator(AI)
○アウトライン化と孤立点の削除について
○データを軽く作る方法について
○シンボルの親子関係について・その1
○編集モード
○シンボルの親子関係について・その2
○カラーパネルの「使えるショートカット」
○カラー一括変換のグローバルスウォッチとは
○配置した画像のすばやい編集方法
○CS5新機能01:すべてのアートボードにペースト
○CS5新機能02:内側描画と背面描画
○CS5新機能03:Web・インタラクション用のデザイン
○CS5新機能04:遠近描画
○CS5新機能05:線パネルと線幅ツール
○AIのテキストのアピアランス
○SVGインタラクティビティ
○CS6の新機能:線へのグラデーションと不透明マスク・矩形以外のパターン図柄登録
○Illustrator CS6のCreative Cloudメンバー限定機能
○Illustrator CCの新機能
○Illustrator CCの新機能:CSSプロパティ
○IllustratorCC_R1での便利な新機能
○AI、PS、IDなどで使える音声入力
○SVGのレスポンシブ機能
○Illustrator CC 2014:連結ツール

●Photoshop(PS)
○消しゴムツールの活用
○ななめの画像をまっすぐにする方法
○自然な合成テクニック・角版
○自然な合成テクニック・切り抜き画像
○画像合成後の便利なショートカット
○調整レイヤー
○レイヤーパネルの不透明度と塗りについて
○不透明度のショートカット
○CS5新機能01:「コンテンツに応じる」機能
○CS5新機能02:絵筆ブラシと混合ブラシ
○CS5新機能03:人の記憶に近い画像・HDRについて
○CS5新機能04:パペットワープ
○CS5新機能05:3Dオブジェクトとアニメーション
○美しいモノクロ画像の作り方
○境界部分をきれいにカラー変更する方法
○Photoshop CS6 特集・その1(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その2(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その3(全3回)
○2つの画像の違いを調べる、差の絶対値
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その1
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その2
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その3
○CSSの読み込み(スウォッチカラー)と、 CSS書き出し(CSSをコピー)について
○条件付きアクション
○Photoshop CCの新機能
○Photoshop CCの新機能:Generator(ジェネレーター)
○PhotoshopをJavaScriptで操作するAdobe Extendscript Toolkit CC
○新しいスクリプトパターンと、リンクを配置について
○変数
○Photoshop CC 2014:「配置」と「パッケージ化」
○Photoshop CC 2014:焦点選択と測定ガイド
○Photoshop CC 2014:3Dプリント
○Photoshop CC 2014:CameraRaw 8.7
○Photoshop CC 2014:シェイプから新規ガイドを作成と、新規ガイドレイアウトを作成
○Photoshop CC 2014:PhotoshopとAfterEffectsで使える、カラールックアップテーブルの書き出し

●FLASH(FL)
○Illustratorだけでできる、Flashアニメ
○CS5新機能01:IKボーンスプリングでバネアニメ
○CS5新機能02:コードスニペットパネルで簡単ActionScript3.0
○CS5新機能03:パターン描画ツール
○CS5.5新機能01
○CS6の新機能01:Toolkit for Create JS・その1
○CS6の新機能01:Toolkit for Create JS・その2
○Flash CC:Toolkit for CreateJSに代わる、新しいHTML5書き出し
○Flash CC:HTML5 Canvasでサポートされない機能
○Flash CC 2014:線幅ツールとSVG書き出し
○Flash CC 2014:アニメーションガイド
○Flash CC 2014:オーディオを分割

●InDesign(ID)
○CS5新機能01:マルチステートを使った、IDからFlashアニメの作り方
○CS5新機能02:アニメーションパネルとタイミングパネルを使った、IDのモーションプリセット
○CS5新機能03:キャプションの自動作成機能
○CS5新機能04:オブジェクトの間隔と配置
○CS5新機能05:画像一括貼り替え
○CS5.5新機能01:EPUB書き出し
○CS5.5新機能02:アンカー付きオブジェクト
○データ結合(メールマージ)
○CS6の新機能1:レイアウト・リキッドレイアウトと、ePub書き出し
○CS6の新機能2:コンテンツ収集ツール・コンテンツ配置ツール・リンクとして配置
○CS6の新機能3:「HTMLを挿入...」の機能からGoogleMapの読み込みについて
○InDesign CCの新機能:QRコードを生成
○InDesign CC :タグを割り当て
○InDesign CC :効率化されたハイパーリンク
○InDesign CC :スクリプト
○InDesign CC 2014 :カラーハーモニーを抽出する、カラーテーマツール
○InDesign CC 2014 :元のレイヤーに戻してグループ解除

●Dreamweaver(DW)
○CS5新機能01:新しいサイト定義と、CSSスターターレイアウト
○CS5新機能02:HTML5 Pack
○CS5新機能03:スマートフォン検証・CSS3のメディアクエリー
○CS5新機能04:ブラウザ検証便利ツール・Adobe BrowserLabについて
○CS6の新機能1:可変グリッドレイアウト
○CS6の新機能2:jQuery Mobile 1.0 と jQuery Mobile スウォッチ
○CS6の新機能3:CSSトランジション
○CS6の新機能4:HTML5ビデオ
○CS6の新機能5:Webfontsの使い方
○Dreamweaver CCの新機能:jQuery UI
○Dreamweaver CCとCS6での、CSSの作り方の違い
○Dreamweaver CC:新しいビヘイビア
○Dreamweaver CC 2014:新しいライブビューとエレメントクイックビュー

●Edge
○Adobe Edge(Preview版)
○Adobe Edge Code(プレビュー版)のご紹介
○Adobe Edge Reflow(プレビュー版)のご紹介

●AfterEffects(AE)
○CS5新機能01:ロトブラシ
○CS5新機能02:新しい便利なショートカット
○CS5 パペットアニメーションと、時間反転キーフレーム
○CS5 ビデオや画像の型抜きについて「トラックマットとステンシルアルファ」
○CS5 動画の動きを捕らえて、他のレイヤーに適用する「モーショントラック」
○CS5.5 ワープスタビライザー
○CS5.5 ブラー・互換・タイムコード
○CS5.5 「シャドウを落とす・受ける」機能
○CS5.5 エクスプレッション・その1
○CS5.5 エクスプレッション・その2
○CS5.5 エクスプレッション・その3
○CS6の新機能1:ベクトルレイヤーからシェイプを生成
○CS6の新機能2:3Dカメラトラック
○AfterEffects CCの新機能:ワープスタビライザーVFX
○AfterEffects CC・レンダリングの変更点
○AfterEffects CCの新機能:マスクをトラック
○AfterEffects CCの新機能:ピクセルモーションブラー
○AfterEffects CCエッジを調整ツール
○AfterEffects CC モーションスケッチ
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その1)
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その2)
○AfterEffects CC 2014:4KビデオのYouTubeへのアップロード
○AfterEffects CC 2014:相対的なプロパティリンクと一緒にコピー
○AfterEffects CC 2014:モーフィング
○AfterEffects CC 2014:画像やビデオ等からカラーを抽出し、他のレイヤーに適用するsampleImageメソッド
○AfterEffects CC 2014:監視フォルダーの使い方

●FireWorks(FW)
○CS5新機能01:Device Centralと連携した、スマートフォンのプロトタイプ
○CS5新機能02:divのタイル背景の強化
○レイヤーパネル
○CS6の新機能:CSSプロパティパネル・CSSスプライト書き出し・jQuery Mobile テーマ

●その他
○CS5.5:Adobe Audition「サウンドのカットとフェードイン、フェードアウトの設定」
○CS5.5:Adobe Audition「マルチトラックを使ったサウンド操作」