基礎固めが、さらに大きな可能性を広げる


注目を集めるウェブサービスを生み出し続ける会社・サイバーエージェントのWebリテラシー活用法



日本最大級のブログメディア「Ameba(アメブロ)」を運営することで知られる株式会社サイバーエージェント。インターネット広告代理事業をはじめ、同社は、インターネット上で様々なサービスを提供しています。最近では、自分の持っている洋服や服飾雑貨の写真を公開したり、自分の分身であるアバターの洋服を着せ替えたりできるファッション特化型のSNSの「プーペガール」も有名ですよね。

今回は、そんな(株)サイバーエージェントで活躍するお二人に、お話を伺いました。


左:田口弦矢さん
人事本部 シニアマネジャー
事業部支援および、育成・活性化を中心に全社および事業部の組織人材開発プロデューサーとして従事

右:長瀬慶重さん
新規開発局 局長
新規開発局というWEB制作部門と、アメーバ事業本部というWebプロデュース部門を兼任で担当


狙いは、インターネットの包括的なスキルの獲得

【長瀬】当社では、専門職と総合職で採用の窓口が大きく2つに分かれています。専門職に必要な、プログラミングなどインターネットに直接関係のない技術に関しては新人育成のカリキュラムがある程度できていました。しかし、総合職の場合、インターネットの知識が少なく「インターネットで面白いことをやりたい」という理想しか語れない人材も多いものの、ちょうどよい教育カリキュラムがありませんでした。

Amebaでお馴染みのキャラクター

新卒含め、専門職・総合職両方の人材が絡んで、高いパフォーマンスを出させる環境をつくらなければならないと考え、「インターネットに関して包括したスキルを底上げできるようなものはないか?」と探すうち、Web検定にたどり着きました。

【田口】長瀬さんからの提案が、Web検定導入のきっかけです。今いる社員の中にあるWebに関連する共通言語の認識のレベルに差があって、それを埋めるのが、最初の目的でした。

人事として、Web検定導入にあたっての狙いが3つありました。まず、1つ目は、インターネットの知識がない新入社員が入社後に共通言語で会話できないこと、分からないという不安をあおることを避けるという目的です。
2つ目は、入社前に勉強すると「内定者同士で教えあうなどの交流の場になるのでは?」と考えたためです。実際に内定者同士で勉強会を開く、という取り組みも実施されていました。
3つ目としては、Webリテラシー試験は、インターネット上のさまざまな分野を網羅しており、各分野の可能性を知った上で、視野を広げることができると考えました。

そこで、Web検定の導入に踏み切りました。



なぜ、「Webリテラシー」なのか?

【長瀬】ほかの試験と比較した場合に、専門的な知識を学べる資格はいくつかありますが、インターネットに関する幅広い知識を学べるのは、Web検定しかないのでは? と考えました。

Web検定を導入するに当たって、大きな狙いとしては、会社に入社する新入社員が総合職・専門職に関係なく、最低限の専門用語を理解し、コミュニケーションが取れるようになるということがありました。基礎力をつけると言う意味では、Webリテラシー試験は、とてもよい試験ですね。



「Webリテラシー」受験で広がった、コミュニケーションの輪

【田口】Web検定採用した初年度は、受験を入社後に行ったのですが、新入社員研修中の受験は時間的に厳しく、配属先に就いた後の受験は、人事として管理が難しくなってしまうと言う問題がありました。そこで、2009年度の新入社員から、受験時期は時間的に余裕もある、内定後にしました。

Web検定を、新入社員に受験させてみて、インターネット知識の最低限の共通認識ができたのと、「自分でもやっていけそう」という安心感が生まれたと思います。

さらに、新人同士が「僕はここを教えられます」と自分たちで問題を出しあったり、教えあう仕組みも出来上がっていきました。

実際配属先に着いたときも、+αで他の人がどのような仕事をやっているのか、他の仕事がどういうものかを知っていることはとても大事なことだと感じました。先輩社員と会話する場面でも、基礎的なことを抑えていると「この新人、わかっているな」という雰囲気になりますしね。Web検定導入の目的も達成できていると思います。



さらに上を目指すとき必要な「基礎固め」

【長瀬】例え営業だったとしても、ネット企業で働く上でWeb検定に出てくる知識を知っておくことが大事だと思います。ネット業界で生きていく上で、Web検定は最低限必要な知識を網羅していますね。

最近、採用を行っていると、自分でプログラムを書いたりマーケットを見たりする人と、まったくインターネットを知らない人に二極化しているように感じます。本当に好きな人は、ただで技術が学べる環境がグローバルに存在しているのを知っていて、自分でどんどん作っていますね。また、知識は無くても、「インターネットを使って何かビジネスをやりたい」とか「道を切り開きたい」という、高い志がある人もいます。専門的な知識は足りなくても、「自分にたりないのはここ」ということをしっかり分かって、伝えられることが重要だと思います。

【田口】私の印象では、二極化は、インターネットに関わらず一つの分野に興味関心が高い人と、満遍なく知っているもののそれほど特化した興味が無い人に分かれている感じがしますね。一つの分野に精通していると言うことは、結局そこを軸として大きな広がりが生まれるので、重要なことではないかと思います。知識が足りなくても、ポテンシャルと自分の興味・関心を深める努力をしていくことが大切だと考えています。Web検定がその興味・関心を広げるきっかけにもなれば良いなと思います。






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