YOUは自分のエッセイを出版するとしたらどんなデザインにするぅー?
たまには自由に、自分のためだけのデザインをすると気分転換になって楽しいーよぉ~!



●装幀2冊完成


 ブックデザインは発想が勝負で、いかに著者のイメージをビジュアルにデキルか! でありまする。
 書店にふらぁーと立ち寄った人に興味を持たせるようなイラスト、写真、タイポグラフィでなくっちゃイケないよね。

 ページデザインと違うところは、デザイナーの意志がしっかり反映されちゃうコト。日頃から、いろんなコトに目を向けてオモシロいコトがあったら記録に残して自分のネタとしてデザインしちゃおぅ~。たのしーよぉ~装幀って!!






●「装幀」ってナニ?


 ぷら~っと書店に行き、思わず手に取りたくなっちゃう書籍ってあるよねぇー。本の内容やイメージを視覚化して読者を引きつけるために重要な役割を果たすのが装幀なんだよぉー。専門のデザイナーがいる分野で、装幀によって本がカッコよくもつまらなくも見えちゃうから、デザイナーは責任重大なのだぁ~。

 「かんたぁーん! 目立つようにタイトルを大きくして、派手な色を使えばイーじゃん。」って言ってるようじゃ、あまーい! 装幀はもっと奥深い世界だよー。

 まずは装幀の第一歩、各部分の名称を覚えちゃおー。

 右の絵は、小説なんかでよく見かける、背が丸くて、厚い表紙のモノ。「上製本」って呼ぶよ。芯が入った表紙を中身より少し大きく別に作り、後で中身と貼り合わせる丁寧な作りで、長期の保存にも耐えられるよ。




クライアントの要素をふくらませよう

 どんな雰囲気にするのか原稿を読み取り、イメージをふくらませよー。まずは、ラフを描いてみてクライアントと相談し、デザインの方向性を決めちゃおー。

 デザインに応じて、使用する紙や加工など、選定していくコトもデザイナーの仕事なんだよぉ。限られた予算の中で、イケてる装幀にデキルかどうかはウデ次第!


書籍の各部の名称








●タイトル作りにこだわる


 さて、初めにタイトルを作っちゃおー。

 今回つくる書籍の内容が、お笑いありのオキラクエッセイだから、遊び心のあるフォントを選んでみましたぁー。イメージに合った書体をいくつか抜き出して、プリントアウトして厳選したんだよぉ。

 1 は「HGえれがんと平成明朝体W」。特徴のある書体だから、ねらって使いこなさないと場違い書体になって浮いちゃうよ。そのままだとボディが細いから、アウトライン化して線幅を太くしてありマス。そして字間をあけ長体を95%かけまシタ。意識した文字組みはやっぱり目にとまるからねぇー。「処世術」はゴシック系にして全体に親しみやすい雰囲気にしてありマース。

 2 はラフを描いてトレースしたもの。少し斜体をかけてスピード感を出してみたよ。「オキラクゴクラク」のゴロ合わせがナイスだから、アクセントのつもりで、単語のはじめの文字を大きくしちゃった。

タイトル例








●いよいよカバーデザイン


 カバーのサイズは同じ判型でも、厚さや製本方法で違ってくるから、正確な寸法を計ってからカバーのデザインにとりかかってねぇ~。

 今回はΑ5判148×210mmの並製本。並製本っていうのは、表紙に芯が入っていない製本形態だよ。表紙が柔らかい書籍だね。仕上がりサイズより、表1と表4のサイズが5mm増やしてあるのは、背の折の部分で余裕をもたせるタメだからね。


カバーの地のデザイン

 さてさて、まずはタイポグラフィをメインにするか、画像(写真やイラスト)をメインにするかラフの段階で決定しておこうねぇー。今回は、ビジュアルを2パターン考えてみましたぁー。

 1つは、ヒロポンが普段使っている言葉を、マジックで紙面全体に書き出した素材。

 2つめは、イラストをボードに貼って立体的に仕上げ、それを写真に撮った素材。共通して、少し力の抜けたヒロポ~ン雰囲気を出すために、ダサかわイーで手作業で素材を用意したよぉ~。


カバー裏に載せる約束ゴト

 書籍の裏表紙にはねぇ、日本図書コード(OCR)と書籍JANコード(バーコード)と定価を載せるのが決まりなんだよ。これらは掲載位置や刷り色など決められたルールがあるので、編集者に確認してね。
展開図



カバーの素材







●配置のテクニック


 表紙には著者名、出版社名も入れるよ。タイトルの近くに著者名を入れるとバランスがとりやすいね。著者名と出版社名は区別するためにサイズ、書体はしっかりわけてねぇ~。

 左の例は、同じ素材を使って配置を変えたモノだよ。画像メインの方はベーシックなレイアウト。上方ヨコ位置にタイトル、大きく画像を配置。目を引くようなタイトルや画像じゃないと無難に終わっちゃうかもねぇ~。

 タイトルメインの方は、余白のバランスがとれてるから落ち着きがあるね。イラストもアクセントになってるね。


中身も手を抜かない

 中身だってもちろん手を抜きまへ~ん。本文の版面を正方形にしたり、ノンブルをボックスの中にタテ位置に配置したり、イラストを配置したりと遊び心いっぱい!余白を大きくとってあるから遊びができるんだねぇ~。

 余白を大きくとると落ち着きのある雰囲気に、逆に小さいと、活気のある雰囲気になるよ。今ドキ本は、かなり余白を大きくとったスッキリしたデザインが多いね。どちらにしても、長時間読んでいても目が疲れない本文組みをしよーねぇー。

バランス



本文組み








●オビであそぼう


 オビは文字で本の内容をアピールするんだよ(背にはタイトルや出版社名や宣伝コピーなんかが入るよ)。基本的には編集者が内容を考えてるぅ(ちょっと大げさなコピー)。オビはおまけ的な扱いをされがちだけど、カバーを引き立たせるための重要なアイテム。カバーと統一感をとってもヨシ、遊んじゃってもヨシだね。

 よく目にするオビは、目立つような色を使ってるけど、わざとカバーと同系色で異素材を使ってもナイスねっ。


オビの展開図

 オビは、カバーの上にかけるからカバーのサイズより1mmずつ大きくしてあるよ。オビの幅には規定はないけど、大きくするとそれだけ料金がUPするし、40mm以下だと製本の時、機械で自動的にかけられなくなっちゃうからご注意を!

オビのバリエーション







●装幀を極めよう!





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●クリエイターが選ぶ「本」





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●フォントの見本帳ならコレ!





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●一緒に読むと効果倍増!





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