編集モード


こんにちは、デジタルスケープの伊藤和博です!

先週は、シンボルの親子関係について「その1」の解説をしました。「その2」へ進む前に、ちょっとだけ「編集モード」について勉強しましょう。


グループ解除なしで、オブジェクトを編集する「編集モード」


皆さんはCS2から搭載された「編集モード」という機能をご存知ですか? 「編集モード」を使えば、グループ化されたオブジェクトでもグループ化を解除することなく、個別に編集を行えます。

やり方は簡単! イラストレーターで作成したオブジェクトを、選択ツールでダブルクリックすると、編集モードになります。



ただし、下記の通りバージョンごとに選択できるオブジェクトに違いがあるので、注意が必要です。

CS2・CS3 グループ属性のオブジェクト
(グループ化したものや、パスファインダを 適用したもの)
CS4 全てのオブジェクト
(四角形1つでも、ダブルクリックすると編集モードになり ます)

実は、呼び方にも違いがあるってご存知でしたか?

CS2・CS3 選択グループ編集モード
CS4 選択オブジェクト編集モード

編集モード中は、画面が以下のようになります。

CS2 オブジェクトの回りに、グレーの二重枠が表示される。
CS3・CS4 タイトルバーのすぐ左下に、パンクズリストが表示される。
また、ダブルクリックしたオブジェクトがフォーカスされ、回りのオブジェクトが薄くなる。

その他「編集モード」に入る方法


選択ツールでダブルクリックする以外では、オプションバーの「選択オブジェクト編集モード(選択グループ編集モード)」ボタン押しても「編集モード」に入ることができます。



「選択オブジェクト編集モード(選択グループ編集モード)」ボタンが見当たらないときは、オプションバーの右端パネルメニューから「フォーカスモード」にチェックを入れて表示しましょう。



編集モードから、元の状態に戻る場合は、余白でダブルクリックするか、オプションバーの編集モード終了ボタン、または、タイトルバーのすぐ左下に表示されるパンクズリストの一番左にある、←をクリックすると、通常のモードになります。

CSまでは、グループ化したオブジェクトを個別に編集する場合、「ダイレクト選択ツール」か「グループ選択ツール」のどちらかで選択するか、グループ解除をして編集したいオブジェクトを、選択ツールで選択する必要がありました。

「編集モード」はCS2からの機能なので、注意が必要ですね。



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