内容
カラーマネージメント本の決定版として好評を博している
「カラーマネージメント実践ルールブック」の最新版!
他社に先駆けて2002年8月に「仕事で実践できるカラーマネージメント本」として発行して以来、
大変ご好評をいただいている「図解 カラーマネージメント実践ルールブック」の最新版。
カラーマネージメント本としてはいち早くAdobe CS3へ対応し、
4章ではAdobe CS3共通のカラー設定について解説しています。
印刷物制作のデジタル化が加速する中で、色のコミュニケーションミスは深刻です。
難しいと思っていたカラーマネージメントも理屈が正しく理解できれば
「なんで色が変わったの?」という事故は、作業ワークフロー内で未然に防げます。
本書は、カラーマネージメントのしくみや役割、作業環境、テクニックなどを
「ワークスペース〜入力〜デザイン・制作・製版〜印刷」といったワークフローにそって、
豊富な図版で詳細解説しています。
今版の巻頭特集「カラーマネージメントエッセンシャルズ」は、
「カラーマネージメントって何? 何で必要なの?」といったエッセンスを
ギュッとつめこんだ「カラーマネージメント早分り講座」になっています。
カラーマネージメントに初めて取り組む方、難しくて、、、と躊躇していた方、必見です。
印刷物制作での色のコミュニケーションミスを回避し、クライアントに納得してもらえる
色作りを目指す際に、本書はきっとお役立ていただけます。
本書の歩き方
色って何? カラマネしないとどうなるの?
カラーマネージメントを基礎からバッチリ学びたい人は、
ここからスタート!
●巻頭特集 カラーマネージメント エッセンシャルズ
●第1章 基礎知識編
RGBフロー? RAW? PDF/X-1a? 色温度?
キャリブレーション? プロファイル?
正しく、深い知識を得たい人は、こちらへどうぞ!
●第2章 ワークスペース
●第3章 入力編
●第4章 デザイン・制作・製版編
●第5章 出力・印刷
●第6章 カラーマネジメントの現場
※画像をクリックすると拡大表示します
●まず知っておきたい基礎知識
●第1章 基礎知識編
●第2章 ワークスペース
●第3章 入力編
●第4章 デザイン・制作・製版編
●第5章 出力・印刷
●第6章 カラーマネジメントの現場
CONTENTS
●本書の使い方・製品目次
●巻頭特集「カラーマネージメントエッセンシャルズ」
カラーマネージメント まず知っておきたい基礎知識
カラマネしないとどうなる?
なぜ色は違ってしまうのか?
フォトグラファーがやるべきこと
カラマネコンシャスな作業環境
画像の形式やプロファイルをチェック
最適なワークフローを見極める
レタッチを始める前に
レタッチとカラマネは別モノ!!
メディアに合わせた最適化
カラマネにおけるPDFの役割
マルチユースを視野に入れる
カラマネを支えるワークフロー
●第1章 基礎知識編
色とは何か?色と光
加法混色と減法混色
さまざまな表色系とCIE
等色関数とCIE XYZ
色温度と光源色
環境光と演色性
カラーマネージメントに必要な印刷の基礎知識
プロファイルって何だろう?
色に影響を与える特殊な印刷
デジタル画像と濃度・ガンマ
カラーマネージメントのしくみ
カラーマネージメントの基準と歴史
●第2章 ワークスペース
色を測る
モニタのキャリブレーション
CMSに適するモニタとは?
Adobe RGBモニタを大検証 その1 株式会社ナナオ訪問 CG221/CG241W
Adobe RGBモニタを大検証 その2 サムスン電子訪問 SyncMaster
製品カタログ
Master's Column 脱三原色の試み
●第3章 入力編
デジタル撮影に必要な機材
デジタルカメラのしくみ
デジタルカメラの色と画質
デジタルカメラの色空間設定
デジタルカメラの画像形式
最新ブラウザソフトの傾向と特徴
RGBレタッチとCMYKレタッチの基本
後工程にまわすデータのまとめ方
中版印刷機レビュー
製品カタログ
スキャナと色のしくみ
製品カタログ
●第4章 デザイン・制作・製版編
アプリケーションにおけるカラー設定の基本
カラーマネージメントポリシーの意味を考える
ファイル展開時のアラートへの対処法
プロファイルの指定と変換
デザイン・制作・製版に関わるワークフロー
色校正用PDFの作成
プルーフの出力
アプリケーションによるカラーマネージメント
RIPによるカラーマネージメント
プリンタキャリブレーションとプロファイルの作成
PDF/X-1aのしくみ
PDF/X-1aの作成
雑誌広告基準カラーの考え方と運用
製品カタログ
製版におけるカラーマネージメントとは?
前工程から入稿されたデータの確認
製版工程における画像処理1
製版工程における画像処理2
出力現場への納品
●第5章 出力・印刷
印刷用紙とインキのしくみ
PDFデータのプリフライト
RIPのカラーマネージメント機能と設定
CTPの設定・調整・出力
印刷前工程における色校正の出力
DDCPによる色校正の出力
製品カタログ
印刷基準の必要性 CIP3/CIP4
カラーマネージメントに必要な印刷の基礎知識
基準カラーの運用と印刷の安定化(1)
基準カラーの運用と印刷の安定化(2)
カラーマネージメントツール
Master's Column マスターがRAW嫌いになった本当の理由
●第6章 カラーマネジメントの現場
日本ヒューレット・パッカード
M.HASUI
株式会社オーエスティー
コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社
用語解説
索引
お詫びと訂正
読者の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、この場で訂正させていただきます。
●P.30
「◆製版のプロが見せるレタッチの技」の補正後の画像に、補正前の画像が
掲載されてしまいました。
正しいページの PDF をご用意いたしました。
[
ダウンロード]
●P.34
「12 カラマネを支えるワークフロー」の図に誤りがございました。
正しいページの PDF をご用意いたしました。
[
ダウンロード]
●P.46
「■墨版カーブで印刷品質は決まる」の中にございます、[SWOPで変換][Japan Color 2001 Coatedで変換]の分版画像でK版が入れ違っておりました。この部分の正しい PDF をご用意いたしました。
[
ダウンロード]
●P.47
「■トラッピング」の記述に誤りがございました。正しくは以下の通りです。
<誤>
トラッピングは先刷りインキ上に後刷りインキが転移していく状態をいう。左図はトラッピングが悪く、2色目のMの転移が少なく刷り上がった紫は青みが強くなる。左図は、トラッピング良好で紫は正常な発色をする。・・・
<正>
トラッピングは先刷りインキ上に後刷りインキが転移していく状態をいう。左図はトラッピングが悪く、2色目のMの転移が少なく刷り上がった紫は青みが強くなる。右図は、トラッピング良好で紫は正常な発色をする。・・・
●P.55
ページ上部にございます「究極の『現物合わせ』」に誤りがございました。下記の2点を訂正したうえで、本文を補足修正したPDF をご用意いたしました。
[訂正個所]
(1)本文中5行目にございます、「左図」を「右図」と訂正
(2)図中に[カメラA]と[カメラB]のキャプションを付け足し
[
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●P.56
小見出しに誤りがございました。正しくは、以下の通りです。
<誤> |
<正> |
【1】インキの色成分 |
【1】モニタのタイプを選択する |
|
●P.106
「ファイル展開時のアラーとへの対処法」の中の「■埋め込まれたプロファイルの不一致」と「■プロファイルの不一致をペースト」の
図が入れ違っておりました。
正しいページの PDF をご用意いたしました。
[
ダウンロード]
●P.149
コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社様の「COLOR Decision」の製品紹介ページに、
間違って、株式会社ミマキエンジニアリング様の「UJF-605R」の排出口の写真が
掲載されてしまいました。正しくは、以下の通りです。