作れ!音デバイス

自分が作ったもので音が出る、自分だけの音を作り出す、これはLEDを光らせるより、おもしろい!
本書は、電子回路を使った「楽器」(本書では、これを音を出すデバイス=「音デバイス」とします)の作り方を解説します。音を出す部分、音を加工する部分、増幅してスピーカーに出力する部分、そしてインターフェイスに関して取り上げ、解説しています。これらをカスタマイズして自由に組み合わせることで、自分が扱いやすい楽器を作ることができます。

定価 3,850円(税込)
判型 B5正寸/1C
発売日 2013年6月4日
ISBN 978-4-86267-147-9
著者 山田達也・山本俊一
発行 ワークスコーポレーション
付録 なし

イメージ:作れ!音デバイス

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自分が作ったもので音が出る、自分だけの音を作り出す!

本書は、電子回路を使った「楽器」(本書ではこれを「音デバイス」とします)の作り方を解説しています。音を出す部分、音を加工する部分、増幅してスピーカーに出力する部分、そしてインターフェイス部分を取り上げています。これらをカスタマイズして自由に組み合わせることで、自分だけの楽器を作ることができます。

音デバイスとは?

本書はタイトルどおり、「音デバイス」を作るためのノウハウを解説しています。それでは「音デバイス」とは何でしょうか?

「音デバイス」という言葉は、この本のタイトルを考える過程で生まれた造語です。ある機材が音デバイスであるための必要条件として、
 第1条件: 電子回路が組み込まれており、電源を必要とする
 第2条件: 何らかの形で音を生成、もしくは操作、制御する
と考えました。

つまり、シンセサイザーやサンプラー、エフェクターのように、一般的に「電子楽器」と呼ばれている機材から、ターンテーブル、ミキサーといった「音響機器」、そしてOSCやMIDIを使った「コントローラー」までを、同じ「音楽のための機材」としてくくり直しています。従来、細分化されていたこれらの機材を再び1つの枠の中に入れて見つめ直すことで、いままで気がつかなかった開発を行う上でのさまざまな共通点が見えてきます。読者のみなさんが「音デバイス」という言葉を通して、固定概念にとらわれず、柔軟な姿勢でこの本を読み進め、自身の開発に取り組んでいただけることを願います。

本書の構成

大きくサウンドを制御する部分「サウンド編」と入力処理を扱う「コントローラー編」に分かれ、「サウンド編」では「第1章 オシレーター(Oscillator)」「第2章 アンプ(Amplipier)」「第3章 フィルター(Filter)」と章ごとに1つ1つ基板を取り上げ解説しています。また、「第4章 さまざまな信号を使った制御」では、入力に各種センサーを使った例を紹介します。

「コントローラー編」では、「第1章 パーツの特徴・選び方」で、演奏する上での観点から入力装置として用いることのできる素材、パーツについて取り上げています。「第2章 パーツ制御のノウハウ」では低レイテンシーの実現、アナログ・デジタル入力処理のコツなど基礎的なパーツの制御を、「第3章 コントローラーリズムの追求」ではより深く、LEDの活用、ハードウェア間の通信プロトコルについて取り上げています。

準備編

第1章 はじめに

  • 1.1 音デバイスとは
  • 1.2 音デバイスの機能
  • 1.3 電子回路の基礎知識
  • 1.4 本書で紹介するソースコード

サウンド編

第1章 オシレーター(Oscillator)—振動させる—

  • 1.1 オシレーターの原理
  • 1.2 オシレーターを作る
  • 1.3 キット「OWL OSC」
  • 1.4 アナログ回路、デジタル回路のための電源

第2章 アンプ(Amplipier)—増幅させる、減衰させる、カットする—

  • 2.1 アンプの原理
  • 2.2 キット「ANTS AMP」

第3章 フィルター(Filter)—特定の周波数の音を変動させる—

  • 3.1 フィルターの原理
  • 3.2 キット「FROG FILTER」

第4章 さまざまな信号を使った制御

  • 4.1 音信号—ダイオード、コンデンサ、抵抗+FROG FILTER—
  • 4.2 センサーからの入力

コントロール編

第1章 パーツの特徴・選び方

  • 1.1 スイッチ、パッド、ボタン—押すのか、叩くのか—
  • 1.2 ボリューム、ロータリーエンコーダー—ひねるのか、回すのか—
  • 1.3 フェーダー—精密さを取るか、速度を取るか—
  • 1.4 センサー—動きの検知—

第2章 パーツ制御のノウハウ

  • 2.1 レイテンシーと誤動作の関係
  • 2.2 デジタル入力処理におけるコツ
  • 2.3 アナログ入力処理におけるコツ
  • 2.4 ロータリーエンコーダー制御のコツ

第3章 コントローラーリズムの追求

  • 3.1 コントローラーリズム(Controllerism)
  • 3.2 LEDを使った視覚情報の重要性と新たな方向性
  • 3.3 ハードウェア間の通信プロトコル
  • 3.4 OSCを使ったソフトとハードの連動

画像をクリックすると拡大表示いたします。

読者の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、この場で訂正させていただきます。

P.23
【誤】
WORD // ワード型。0〜1024までの16bitの整数値を取る
DWORD // ダブルワード型。0〜65535までの32bitの整数値を取る
【正】
WORD // ワード型。0〜65535までの16bitの整数値を取る
DWORD // ダブルワード型。0〜4294967295までの32bitの整数値を取る

P.118 図1.6の図中
【誤】
プルダウン(プルアップ)
【正】
プルアップ(プルダウン)
※左右の表記が逆

P.123
【誤】
特に最近は3φのDシャフトが・・・
【正】
特に最近は6φのDシャフトが・・・

P.231 図3.28のキャプション
【誤】
8個のOSCメッセージを送信
【正】
16個のOSCメッセージを送信

作れ!音デバイス

3,850円(税込)/B5正寸/1C/2013年6月4日

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