内容
ハイクオリティーなゲームCGを作りたい方の必読本、第二弾!!
『ゲームCG教科書 − キャラクター・背景編』の続編となる本書では、ハイスペックを想定した、室内マップの作成という側面を取り上げ、制作手順にそって解説していきます。
ハイエンドのゲームCGのプロの制作現場で使用されているテクニックをそのまま盛り込み、仮想のゲーム企画「Courage of Dogs & Cats −ペットたちの大冒険−」の室内マップを詳細かつリアルに仕上げていきます。法線マップ、アンビエントオクルージョンの頂点カラーなど、次世代ゲーム機で必要とされるテクニックやキーワードも盛り込まれています。
PhotoshopとMaya 8.5での操作を例にとり、ゲームCG一般に応用できる現場のテクニックと知識を段階的かつ具体的に、惜しみなく紹介しています。
Chapter3 ベースマップをつくる
Mayaのセットアップが完了したら、ベースマップの作成に移ります。
デザイン画を見ながら、枠となる家の形を作っていきましょう。デザイン画と比べ、バランスを確認し、ベースマップが完成します。
Chapter8 躯体の仕上げ
ここで行っていくのは、躯体の色づけ作業あるいは雰囲気付けと呼ばれるものです。
実際の建物、特に木造建築物には、デザイン画のように柱や壁に年数に応じての歪みがあります。作られた感じをなくすために、歪みを加えてあげると木材の柔らかい質感が色づけされ、雰囲気が増します。
Chapter11 ライティングとレンダリング設定
ライティングにもレンダリングにもさまざまな方法と設定があります。
一番負荷が低く、良い結果のものを選択しましょう。この章では、最初にいろいろな方法でライティングし、その結果をmental rayレンダラのレンダリング結果で検証します。次にそれをふまえてライティングを設定していきます。
目次
- Part Ⅰ セットアップとモデリング
- Chapter 1 制作に入る前に
- Chapter 2 Mayaのセットアップ
- Chapter 3 ベースマップを作る
- Chapter 4 躯体を作る
- Part Ⅱ 基本のテクスチャリング
- Chapter 5 UVを展開する
- Chapter 6 シームレステクスチャ
- Chapter 7 扉と窓を作る
- Part Ⅲ 風合いを付ける
- Chapter 8 躯体の仕上げ
- Chapter 9 シームレスのブロックテクスチャ
- Chapter 10 暖炉を作る
- Part Ⅳ ライティング
- Chapter 11 ライティングとレンダリング設定
- Part Ⅴ 仕上げ
- Chapter 12 オブジェクトを作る
- Chapter 13 その他のオブジェクトを作る
- Chapter 14 調整と焼き付け
- Chapter 15 データ整理